子宮筋腫だと妊娠できない？不妊の原因？｜私のお話

子宮筋腫でも妊娠できるのかというと、妊娠することはできます。

しかし、絶対に妊娠できるとはいいきれません。

子宮筋腫でも妊娠できる人もいれば、できない人もいるのです。

子宮筋腫でもできる場所によって、全く異なってくるのです。

漿膜下筋腫といって、子宮の外側に向かってなる筋腫の場合は、ほとんど妊娠には影響がありません。

ですので、その場合だと妊娠できる可能性は高いのです。

子宮筋層内や子宮内膣で発達する筋腫の場合、妊娠できても流産や早産になってしまう恐れがあります。

そのため、妊娠できても安心できないのです。

しかし、流産や早産も絶対ではないので、子宮筋腫だから流産や早産に必ずなる訳ではありません。

子宮筋腫でも無事に妊娠、出産された方は大勢いらっしゃいます。

子宮筋腫があり、妊娠を望んでおられる方。

一度医師と相談したほうがいいでしょう。

今度どうすべきか、適切なアドバイスをしてもらい、どうするか決めるといいでしょう。

子宮筋腫は不妊の原因になります。

子宮筋腫というのは、子宮にできる筋腫のことで、筋腫ができてしまうと、子宮内が凸凹とした感じになってしまいます。

そうすると、受精できたとしても、着床しにくくなってしまうのです。

特に、子宮筋腫でも粘膜下筋腫といって、子宮内膣に筋腫ができた場合は、妊娠しにくくなってしまいます。

粘膜下筋腫はまるで避妊リングのようになってしまうのです。

子宮筋腫であっても、妊娠は可能です。

絶対に不妊になる訳ではありません。

無事に着床することもあります。

ただ、子宮が硬くなってしまうため、子宮の収縮が難しくなるのです。

そのため、無事妊娠できたとしても、すぐに流産してしまうことも。

子宮筋腫があるために、何度も流産を繰り返してしまっている人もいます。

子宮筋腫は手術で取り除くことができます。

子宮筋腫を取り除けば、妊娠はしやすくなるので、子宮筋腫で不妊の場合は、手術を考えてみてはいかがでしょうか。

子宮筋腫の治療法ですが、薬物療法と手術があります。

筋腫の大きさがすごく大きい場合や症状がひどい場合などは、手術を勧められることが多いんです。

ですが、大きさもそこまで大きくなく、症状もあまりない場合は、薬物療法で様子を見ます。

ピルと使って出血量を減らしたり、閉経状態を作る方法があります。

なぜ閉経状態を作るのかというと、閉経を迎えると女性ホルモンが減っていくため、筋腫が小さくなっていくのです。

ただ、この閉経状態にするのは、基本的には閉経前の女性です。

その方法を使って、閉経まで筋腫を小さく保つのです。

２０代や３０代の女性が閉経状態にするのは、貧血がひどい場合と手術を前提をした場合のみです。

そして手術ですが、子宮筋腫が大きすぎたり、症状がひどい場合に行われます。

子宮筋腫の手術は、筋腫のみ切除か、子宮全体の切除かになります。

これは子宮筋腫の状態によります。

それぞれメリットとデメリットがあります。

筋腫のみ切除だと、妊娠は可能です。

子宮全体の切除だと、子宮筋腫の再発、子宮がんなどの心配はなくなります。

もし手術を選択する場合は、しっかりと医師の説明を受け、必ずメリットなどを理解した上で、手術を受けるようにしましょう。http://www.groma.org/